遮光眼鏡の特徴やサングラスとの違い・注意点について

■遮光眼鏡について

遮光眼鏡とは

「遮光眼鏡(しゃこうめがね)」とは、特定の波長の光をカットする機能を持つ眼鏡のことです。主に以下の目的で使用されます。

1. まぶしさ(グレア)の軽減

🔹白内障や黄斑変性症などの目の病気を持つ人が、光に対する過敏性を軽減するために使用します。

🔹通常のサングラスよりも特定の波長の光(青色光など)をカットすることで、コントラストを向上させ、見やすさを改善します。

2. 紫外線やブルーライトのカット

🔹紫外線(UV)を防ぐことで、目の健康を守ります。

🔹パソコンやスマートフォンのブルーライトを軽減することで、目の疲れを抑える効果もあります。

3. 特定の環境での使用

🔹溶接作業や強い光を伴う作業で目を保護するための産業用遮光眼鏡もあります。

🔹光過敏症(てんかんなど)を持つ人が発作を防ぐために使用することもあります。

 

遮光眼鏡とサングラスの違い

特徴遮光眼鏡サングラス
光のカット方法特定の波長をカット(ブルーライトや紫外線など)全体的に暗くする
まぶしさ対策まぶしさを軽減しつつ、明るさは確保まぶしさを軽減するが、全体的に暗くなる
コントラスト明るさを保ちながら視界をクリアにする色のコントラストが落ちることがある
用途白内障・緑内障・光過敏症などの人向け、作業用ファッション、日よけ
レンズの色オレンジ・イエロー・ブラウンなど多彩黒やグレーが主流

1.  視界の明るさ

遮光眼鏡は、必要な光を残しながら特定の波長(ブルーライトや紫外線)をカットするので、明るく見えつつ眩しさを防げます。一方、サングラスは全体の光量を抑えるため、暗くなるが、特定の波長を調整するわけではありません。

2. 医療・機能性

遮光眼鏡は白内障や緑内障などの目の疾患を持つ人や、光に敏感な人向けに作られることが多いです。サングラスは主にファッションや日よけ目的です。

3. コントラストの違い

遮光眼鏡はコントラストを上げ、輪郭をはっきり見せる設計になっています。サングラスは全体の光を抑えるため、コントラストが落ちやすいです。

 

遮光眼鏡がおすすめの方

1. 目の病気や視覚障害がある人

🔹 網膜色素変性症 → 特定の光をカットし、視界を改善

🔹 白内障 → まぶしさが気になる人に最適

🔹 黄斑変性症 → 視界のコントラストを向上

🔹 緑内障 → 目の保護と視界の確保

※医療用の遮光眼鏡は、眼科で推奨されることもあります。

2. 強い光が苦手・まぶしさを感じやすい人

🔹 光過敏症(フォトフォビア) → 特定の光(青色光など)をカットして快適に

🔹 ドライアイ → まぶしさが軽減され、目の疲れを和らげる

🔹 片頭痛が光で悪化する人 → 光の刺激を抑え、頭痛の引き金を減らす

3. ブルーライトや紫外線から目を守りたい人

🔹 PC・スマホを長時間使う → ブルーライトをカットし、目の疲れを軽減

🔹 屋外でUV(紫外線)対策をしたい → 通常のサングラスよりも効果的にカット

4. 運転時に視界をクリアにしたい人

🔹 昼間の強い日差しが眩しいと感じる人

🔹 雨や曇りの日の視界を改善したい人

🔹 夜間の対向車のライトが眩しい人(夜用の遮光レンズあり)

5. 特定の作業や環境で目を守りたい人

🔹 溶接や強い光を扱う作業をする人(作業用遮光眼鏡)

🔹 雪山や水面の反射光が強い場所で活動する人(スキー・釣りなど)

 

遮光眼鏡の注意点

遮光眼鏡はまぶしさを軽減し、視界をクリアにする便利なアイテムですが、使用時に気をつけるべき点もあります。

1. 用途に合ったレンズカラーを選ぶ

🔹 遮光眼鏡には オレンジ・イエロー・ブラウン・グレー など様々なレンズカラーがありますが、色によって効果が異なります。

🔹 間違った色を選ぶと、逆に視界が悪くなることも!

🔹 例えば、夜間運転用に濃い色のレンズを使うと視界が暗くなり、危険です。

2. 室内や暗い場所では見えにくくなる場合がある

🔹 遮光眼鏡は 特定の光をカットする ため、暗い場所では視界が落ちることがあります。

🔹 特に 濃いブラウンやグレーのレンズ は、屋内では暗く感じることがあるので注意。

➡ 室内用・屋外用を使い分けるのがおすすめ!

3. 運転時には適切なレンズを使用する

🔹 遮光眼鏡の中には、運転時に適さないものもあります。

🔹 赤色・オレンジ系レンズは信号の色が見えにくくなる 可能性があるので、車の運転には適しません。

➡ 運転には「グレー」「ブラウン」「ライトイエロー」など視界を確保しやすい色を選ぶ!

4. 目の状態により合わないこともある

🔹 遮光眼鏡は 白内障・緑内障・黄斑変性症 などの目の疾患を持つ人に有効ですが、個人差があります。

🔹 強い遮光レンズを使うと、かえって目が慣れにくくなることも!

🔹 眼科医と相談して、自分に合ったものを選ぶのがベスト。

➡ 病気がある場合は、医師に相談してから購入するのが安心!

5. 長時間の使用に注意

🔹 遮光眼鏡を長時間かけると、外したときに まぶしさを強く感じる ことがあります(目が光に慣れにくくなる)。

🔹 特に常用する場合は、適度に外して目を慣らすことも重要!

遮光眼鏡は正しく使えばとても便利ですが、「自分に合ったものを選ぶこと」が大事です!

 

遮光眼鏡の製作手順

遮光眼鏡を作る際、「眼科に行くべきか」「直接眼鏡屋に行くべきか」は 目的や目の状態によって変わります。

眼科に行くべき人

🔹 網膜色素変性症・白内障・緑内障・黄斑変性症などの目の病気がある人

🔹 光過敏症や片頭痛など、医療的な理由で遮光眼鏡を使いたい人

🔹 普通のサングラスやブルーライトカット眼鏡では効果を感じにくい人

眼科に行くメリット

🔹 目の状態に合わせて、適切なレンズカラーを提案してもらえる

🔹 眼科で処方箋を出してもらうことで、より自分に合った遮光眼鏡を作れる

🔹医療用遮光眼鏡が必要な場合、補助金(障害者手帳など)が適用される可能性がある

➡ 「目の病気がある」「医師のアドバイスが必要」なら、まず眼科へ行くのがベスト!

直接眼鏡店に行ってもOKな人

🔹 すでに眼科で診断を受けていて、自分に合うレンズカラーがわかっている人

🔹 PCやスマホのブルーライト対策として遮光眼鏡を使いたい人

🔹 運転や屋外活動のために遮光眼鏡を作りたい人

眼鏡店のメリット

🔹 実際に試着して、自分に合ったフレームやレンズを選べる

🔹 処方箋がなくても購入できる(度なしレンズならその場で買える場合も)

🔹 店舗によっては専門の遮光レンズメーカーの取り扱いがある(東海光学・HOYAなど)

➡ 「目の病気がない」「ファッションや生活のために使いたい」なら、直接眼鏡店でもOK!

ケース眼科に行くべき直接眼鏡店でOK
目の病気(白内障・緑内障など)✅必須✖ 避けたほうが良い
光過敏・片頭痛対策✅相談推奨△ 相談推奨
ブルーライトカット目的✖不要✅直接OK
運転や屋外用に使いたい✖不要✅直接OK
すでに眼科で診断済み✖不要✅直接OK

遮光眼鏡の制作手順

① 眼科で診察を受ける(※必要な場合

➡ 目の状態をチェックし、適切なレンズカラーを診断

② 眼鏡店で相談・試着

➡ 実際にレンズを試しながら、色やフレームを選ぶ

③ 度入り or 度なしレンズを決定

➡ 度付きなら処方箋が必要(持っている場合はそのまま注文)

④ 注文・制作(約1週間〜2週間)

➡ 眼鏡店でオーダー後、レンズを加工して完成

⑤ 受け取り・フィッティング調整

➡ 実際にかけてみて、違和感がないか確認

クロヤマでは、遮光眼鏡を豊富に取り扱っています。
気になる方は是非、お問い合わせください。